あっという間にGWも終わり、もう8月ですよ。
(②で触れませんでしたが、年号も「令和」に変わりましたね…もうだいぶ今更感ですが←)
何だかプライベートやら仕事やら遠征やらで忙しくしてしまっていて、結論を書くのが随分と遅くなってしまいました…💦
もし!万が一、「待ってた!」という方がいらっしゃったらすみません。
さて、①では「V」について、②では「だいたいぜんぶ展」についてつらつらと語ってきましたが、やっと完結です。
実はFlowBackと乃木坂46はどちらもソニー系列の事務所&レーベルなんです。
FlowBack⇒事務所:ソニー・ミュージック
レーベル:キューン・ミュージック
乃木坂46⇒事務所:乃木坂46合同会社
レーベル:ソニー・ミュージックレーベルズ(N46 Div)
作品1つ1つのこだわりに通ずるものがあるのは、やっぱり事務所とかレーベルの方針も関係あるのかなーなんて思ったりします。
例なんですけど、6月19日に発売されたFlowBackの2nd full album「do not hesitate」の装丁は、初回A、初回B、通常で、ジャケットデザインやブックレットは勿論、外袋に貼られたステッカーや、CDの盤の色にまでこだわりが見えました。
ジャケットデザインとCDの盤面には、メンバー全員が手書き直筆で書いた英語歌詞がアートワークになっています。
(デザイナーさんの「筆圧を出したい」というリクエストで、指定の万年筆を使ったそうです。万年筆って慣れないと書きにくいよね…)
でもそれがあんな雰囲気のあるお洒落なデザインに仕上がるところが本当にさすがだなぁと思います。
発売前日(フラゲ日)に初めてCDを手に取った時、感嘆の溜息が出ました。
あと外貼りステッカーの色!これは「だいたいぜんぶ展」で紹介されていて初めて着目するようになったところなのですが、文字のフォントや色、配置のバランスまでこだわるのがソニーさんなのかなぁなんて思いました。
【初回A】ステッカーの色はネイビーのメタリック。万年筆の色とマッチしててとても良き。
【初回B】ステッカーの色は赤紫っぽいメタリック。写真では伝わりにくいですが、帯とブックレットの色は薄いピンクベージュみたいな色味です。個人的にはBの色味が一番好き。
【通常盤】ステッカーの色はシンプルなシルバー。通常盤はCDの盤面の色もマットなシルバーでかっこいい。
因みに「今話したい誰かがいる」の外貼りステッカーです。
小さなスペースにどう情報を整理するのか、ミニチュアを愛でるような楽しみが実はそこにある。
「だいたいぜんぶ展」の図録より引用
↓こういう風に指示されるそうです。
(解像度はわざと落としてます)
乃木坂46については、どちらかと言うとメンバーにはもともと色がついていなかった(1st Albumのタイトルも「透明な色」でしたもんね!!)ところに、
周りの仕掛人的なスタッフやクリエイターの方々がテーマやコンセプトにかなりこだわって楽曲やそれにまつわる作品群を作っていた、という事が成功のポイントだったんじゃないかな、と思います。
そしてその1つ1つの作品に"物語性"を重視していたことも重要なキーポイントで。
展示や図録を1つ1つ見ていると、その妥協のないこだわりが徐々に”乃木坂46”という、今の独自性を確立していったように思えました。
そしてその独自性の確立とともに、人気を不動のものにした感じなのかなぁと思います。
ところで。
今回の展示場所だった「ソニー・ミュージック六本木ミュージアム」、良い場所にあるしサイズもちょうど良いし、とても素敵な美術館なんです。
だから、何が言いたいかと言うと。
FlowBackも、いつか…、
いつかあそこで企画展して下さい!!!
FlowBackさんもきっと、”V"に載ってたセルフプロデュースの資料とか、スタッフブログに載ってたCDのブックレットのアートワークの色校正の資料とか、きっと陽の目を見ていないクリエイティブはごまんとあるでしょうし、衣装展示とかもできるし!!!
(だからそのいつかの為に資料捨てないでください、スタッフ様…🙏)
以下、妄想です。笑
前半は今までの歴史とかを紐解きながら、5人のセルフプロデュースについてとスタッフさんのクリエイティブなスペース、
中盤はライブ映像とKENSUKEさんとかTATSUKIくんのライブ構成とかについての対談(実際のライブ映像【未公開のもの】流しながらオーディオコメンタリー風に)で、ここでこの照明にした理由、とか語ってもらって
後半はスペース5つに分けて、5人それぞれが自分でセルフプロデュースした空間、って感じで
(MARKくんは衣装展示ありで)
観たいなぁ…!!!
メジャーデビュー5周年企画くらいでどうですか!!!!!
(再来年??)
あーパワポで企画作って事務所に送りたいくらいだ…。
いろいろ分析してきた割に、オチは結局自分の個人的願望でした。笑
長々とお付き合いありがとうございました。
*"PAiNT THE WORLD"
グッズやCDのジャケットデザインを担当してるREIJIくんが、自ら企画立案して開催に漕ぎ着けた個展。
気になる方はこちらのリンクへ↓
0コメント